4.高校生の恋

人生初めてのデート(?)

目安時間 3分

帰国して3日後くらいに、貴人さんから電話があった。

 

何気ない話をしていたが、初めての年上の男性との電話にものすごく緊張していた。

 

PHSを持つ手が震えていた気がする。

 

帰国後の展開

その日を境にほぼ毎日電話がかかってくるようになった。だいたい21時過ぎにかかってきて、1時間は話すようになった。

 

と言っても私はほぼ聞き役。

聞かれたことに答えるというスタンスだった。

 

そして進学校へ入学したばかりの私は、勉強の時間を取れないことに焦りを覚えていた。

 

かと言って、失礼に値すると思っていたため、電話を無視することも、早く電話を切りたいとも言えなかった。

 

学校の定期試験が終わったある土曜日に、駅で待ち合わせをして映画に行くことになった。

 

人生初めてのデート(?)。

 

駅で貴人さんを見た瞬間、何かが崩れたような気がした。

 

シンガポールでの貴人さんはケイン・コスギさんのようで輝いていたような気がしたけど、そうじゃなかったのかな?

 

久しぶりに会った貴人さんは、ほぼほぼ坊主になっていた。
(当時、私は坊主の男性が苦手だった)

 

服装もお世辞にもオシャレと言えない格好だった。

 

何の映画を見たかも、1日どう過ごしたかも覚えていない。ただあまり楽しい時間には感じなかった。

 

映画を身終わったあと、ショッピングセンターのベンチでボーッと座っている私の耳の中に、突然貴人さんが人差し指を入れてきた。

 

突然のことなのと、どうして耳の中に指を入れたのか若干パニックになって少し嫌悪感すら抱いてしまった。

 

「この人、なんなんだろう」と。

 

 

そしてその出来事は、それまで男性に顔付近を触れられたことが無かった私にとって、ものすごくマイナスな印象へと変わってしまったのだった。

 

貴人さんとこの先に明るい未来を感じられなかった。

この記事に関連する記事一覧

コメントフォーム

名前  (必須)

メールアドレス (公開されません) (必須)

URL (空白でもOKです)

コメント

マイプロフィール


 

みく
初めまして、みくです(^-^)

過去の恋愛経験、音楽、漫画のことについて色々と書いていきたいと思います!

少々身バレが怖いですが、興味を持っていただけましたら、トップページの「マイプロフィール」をご覧いただけると嬉しいです!