私が愛読したマニュアルはこちらです (*´ㅅ`*)

愛しの人の愛しい人

3.中学生の恋
この記事は約3分で読めます。
[広告] 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

中学二年生になった。

 

愛しの高田くんと、4分の1の確率で同じクラスになれました〜ヽ(*´∀`)ノ

 

とは言え、毎日姿が見られる保証ができたくらいで、話せる頻度はそれほど増えなかった。

好きな人と同じクラス!現実は?

思ったより全然話す機会がない!

 

同じクラスなのに。。。( ;∀;)

 

ただ、休み時間に他の男子と話してる会話はたまに聞こえたので、よく片耳をダンボにして盗み聞きしていた。

 

その一つに今も耳に残るものがある。

 

高田くん:「さとう珠緒は俺の女神様だー!」

 

私の心の声:「なぬっΣ(゚д゚;)?さとう珠緒ってどこのどいつだ?」

 

他の中学の生徒なの?

 

塾の先生の名前かな?

 

モヤモヤが心を覆う。

 

 

当時、テレビもあまり見ていなかったし、現在のようにスマホはおろか携帯電話もインターネットの普及も無かったため、検索が出来なかった。

 

 

聞き慣れない名前から、同級生でないことは分かったし、話の流れからどうもテレビもで見かける人というのは分かった。

 

 

その日は学校で悶々とし、家に帰るやいなや母親に尋ねた。

 

私:「さとう珠緒って知ってる??」

 

母親はすぐに反応した!

 

テレビによく出てるタレントとのこと。

 

番組名とか教えてもらったが、そのヒントだけではよく分からず、今度テレビに出たら教えてくれるとの回答だった。

 

けれど、当時よくテレビに出ていた彼女を知る瞬間はそう遠くなく訪れた。

 

「この人か〜〜〜!」

 

 

さとう珠緒さんを初めて知った時、正直私は落胆した。

 

だって私と正反対だったから。

 

可愛らしく女の子女の子した雰囲気で、キャピキャピしてる。

 

女の子から見ても眩しいキラメキ。

 

ぶりっ子キャラだけれど、そのぶりっ子さえ彼女の雰囲気に合っている。

 

どう頑張っても彼女のハシクレにも近づけないし、全く違う生き物になった気がした。

 

そんな絶望的な感情を抱いた中学二年生の始まり。

 

 

※当時高田くんは競馬の番組をよく見ていたらしく、その競馬番組のMCにさとう珠緒さんが出演していたことが後日わかりました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました