高校生最後の恋。そして進学へ

4.高校生の恋
この記事は約3分で読めます。

衝撃の淳平くんの告白によりまた私はドン底に落とされました。

またか!と。

「うかうかしてたら盗られるぞ!」というセリフをよく目にしますが、まさにコレ。

私がウカウカしている内に盗られてしまった。

そして淳平くんは告白されたら付き合う人だということが分かりました。

続きです。

淳平くんの失恋

あっという間に私は高校3年生になった。

そして前回の淳平くんの失恋から例に漏れず、またもや淳平くんの恋は終わりを告げた。

4ヶ月くらい経ったあと、淳平くんからメールが。

「カノジョと別れた。振られました。」

内心ガッツポーズの私。
もう誰かに盗られたくない思いが強かった私はすかさずメールをした。

もうなりふり構っていられない。
直球勝負するしかない。

「淳平くんのことが好きです」

その後、数時間後に返信が。

「ありがとう。でも今は誰とも付き合えない。しばらく一人でいたい。」

「分かった。大丈夫になったら連絡ください」

そして3ヶ月くらいして淳平くんからメールが来た。
「久しぶりに会わない?」

緊張しながらも会った淳平くんは、髪が茶色になり、短くセットされていた。

また更に魅力が増していた。

私の告白なんて無かったかのように振る舞う淳平くんに、私の気持ちも落ち着いてきた。

宣言通り淳平くんはその後1年間はフリーの身でいた。

その後私は、受験をして無事に大学への進学が決まった。

高校時代は淳平くん一色で終わってしまった。
大学に行ったら、もっと色々な景色を見てみたい。
素直にそう思った。

だから自分で、淳平くんへの気持ちにきちんと終止符を打ちたいと強く思った。

最後の淳平くん

大学進学直後、淳平くんと会う約束をした。

夏休み前だったかな?
私は大学生になり半日授業の後、淳平くんは高校3年生になって半日授業が終わった後。

新宿駅で待ち合わせ。

友達のバイクの後ろに乗って現れた淳平くん。

笑顔が眩しくて魅力的。
初めて見る制服姿の淳平くんは爽やかですごく新鮮だった。

けれども会って思ったこと。
「好き」という感情よりも「弟」というような感情が強かった。

その日、お昼を一緒に食べて街をブラブラした。

そして私は確信した。

あれほど好きでたまらなかった淳平くんに対して、自分の気持ちが薄くなってしまっていることに。

発言や笑顔は可愛いし愛おしく思う気持ちは変わらないけれど、恋愛感情かと聞かれたらそれも違う気がする。

『私、淳平くんから卒業したんだ…』

そう思った瞬間、台風一過のように心がものすごく澄んだことを今もハッキリと覚えている。

清々しく、一点の曇りもない透明度。
湿度ゼロパーセントな乾き具合。

そんな心の中になった。

夕方、今までと同じように普通にお別れをした。
もう会うことは無いと感じていた私は「またね」とは言わずにサヨナラをした。

そしてその予感は的中し、もう二度と淳平くんに会うことは無かった。

3年間ありがとう!
大好きだったよ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました